ひとりひとりの個性を尊重する学校：恵泉女学園中学（東京都世田谷区）の口コミ

保護者 / 2019年入学

ひとりひとりの個性を尊重する学校

2020年01月投稿

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• 4.0

[学習環境 4｜ 進学実績/学力レベル 3｜ 先生 -｜ 施設 2｜ 治安/アクセス 4｜ 部活 2｜ いじめの少なさ 3｜ 校則 4｜ 制服 3｜ 学費 -]

• 総合評価
  個性や自主性を尊重する良い学校だと思います。毎朝礼拝があり、保護者会や受験日にも礼拝があったりと、宗教色は強い方かも知れません。学校の3つの特色である、主体性、多様性、協働性は確実に育まれると思えました。気の合う友人が沢山作れる学校です。
• 校則
  校則は普通の私立女子校程度かと思います。下校途中で遊びに行くのはだめ、外での買い食いはだめ、登下校時は校章をつけるなど、公立に比べたら厳しいのかなとは思います。制服はありませんが規制はあります。肩出し禁止ミニスカート禁止、華美ではないもの、等々中学生らしい服装を心がけるようにとのこと。先生方も一般常識を外れていなければ厳しく言いません。ひとつだけ謎なのが、ズボンはくるぶしまで隠れる10部丈でないとダメだということ。ショートパンツ禁止ならわかりますが…。校則は生徒会で提案し、議決されれば変えることができます。
• いじめの少なさ
  いじめが酷いという話はきいたことがありません。入学してすぐは生徒間のイザコザがあるようですが、学年が上がるにつれなくなっていくようです。
• 学習環境
  テストで点数が悪かった生徒には必ず補習や再テストがあります。また、土曜日は授業の代わりに希望者のみの特別授業があり、そこで受験対策や補習ができます。長期休暇中にも特別授業があります。宿題もそこそこ量があり、英語は特に力を入れて教えているようです。
• 部活
  敷地が狭いため、グラウンドと体育館も狭いです。そのためか、大会実績も目立って良い部活はありません。
• 進学実績/学力レベル
  英語は以前から指導熱心ですが、近年は理系にも力を入れています。サイエンス部がなかなか優秀で、米ぬかからプラスチックを作ってみたり、全国大会で優秀な成績をおさめたりしているようです。早慶gmarchなどへの進学率は中学受験時の同レベル偏差値女子校と同じかやや落ちるくらいですが、他校にくらべ芸術系や医療系の大学へ進学する子の割合が多いように感じます。
• 施設
  校舎自体はとても可愛らしいです。図書館にはもうすぐ10万冊になる蔵書があり、吹き抜けには木が植えられていてとても気持ちいい。教室も木がふんだんに使われており、明るく温かい雰囲気でひと目で気に入りました。しかしいかんせん狭い。文化祭は人でごった返し、歩くのも一苦労。全校生徒が入る大きさの講堂もありません。この狭さが解決すれば、新しくてきれいな良い学校だと思うのですが。
• 治安/アクセス
  最寄り駅経堂から商店街を抜けて徒歩15分。道のはす向かいは公立小学校です。ファミリー層が多い住宅地の中にあり、帰り道も商店街や広い道を通るのであまり心配はありません。3駅使えるのですがどの駅からも遠いです。八幡山～上北沢からバスも出ているので、京王線からも通えます。桜上水から歩く子もいるようです。
• 制服
  制服はありませんが制服モドキを着る子は多いです。入学式などあらたまったイベントの際はその場にふさわしい格好をしなくてはいけないため、制服っぽいブレザーとスカートをほとんどの子が購入します。それが制服だと勘違いしてる方もいたりするので、何度か訂正したことがあります。通学カバンも指定はなく、学生らしい派手でないものなら何でもいいそうです。派手すぎなければ自由なため逆に何を着ていくか悩むことも。入学前に、在校生はこんな服装が多いと説明していただけます。

入試に関する情報

• 志望動機
  偏差値内／通える地域／受かったところ／このなかで一番いいと思えた学校