ユニークな教育環境。不登校対応は今ひとつ：目黒中央中学（東京都目黒区）の口コミ

保護者 / 2016年入学

ユニークな教育環境。不登校対応は今ひとつ

2023年02月投稿

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• 3.0

[学習環境 2｜ 進学実績/学力レベル 4｜ 先生 -｜ 施設 5｜ 治安/アクセス 5｜ 部活 4｜ いじめの少なさ 4｜ 校則 5｜ 制服 5｜ 学費 -]

この口コミは投稿者のお子様が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。

• 総合評価
  一般の生徒としてはとてもよい学校だと思います。体育祭や文化祭など行事への注力も素晴らしいです。ただし不登校の娘については、定期的な連絡はいただけますが、登校を強制されることがない一方、具体的に学習のフォローがあるわけでなく、中央中に「在校」した満足感はありません。学校は集団生活の中で学びを行う場であり、「個」を選んだ生徒についての対応は難しい場だということは理解できました。ただし地方行政で子供は学校に紐付けられて、健康診断や教育を受ける仕組みになっており、学校に行けないとそうした区の対応から抜け落ちてしまう無念さも感じました。目黒区にはフリースクールがありますが、そうした場との連携なども十分にあるわけでもないように思います。学校活動が充実し、学級や部活がまとまろうとすることと裏腹に、クラスの中にいない生徒まで担任の先生が心配りをするのは仕組み上無理を感じます。各クラスに2－3人は不登校傾向の生徒がいた環境の中で、出席数がなくても卒業資格はもらえますが、義務教育の「教育」が受けられていない危機感をシェアできる余力が学校にあればよかったと思っています。
• 校則
  制服はありますが、通学靴やかばんなどに指定のものはありません。女子でもパンツスーツが選べます。比較的生徒の自主性を認めている学校だと思います。
• いじめの少なさ
  在校時代、特にいじめについての話は聞いたことがありませんでした。娘は不登校でしたが、ごくまれに登校機会があったときも、ほぼ面識がないのに、フレンドリーに接してくれたようです。
• 学習環境
  一般的な指導についてではなく、不登校の娘についての話です。ほぼ学習面でのフォローはありませんでした。学年によって担任の先生が配布プリントをまとめてくださったりしていましたが、職員室・教室が教科別のため、そうしたとりまとめが難しいのだと思います。出席日数がなく、成績がつかない生徒に関する進学指導についても、うちは自分で調べて2年時から学校見学などをしていましたが、特に学校側から情報提供はなく、そうしたイレギュラーな生徒についての情報はほとんどないのではないでしょうか。
• 部活
  区や都で実績をあげているクラブは多いようです。生徒数も多いので、選手層がきちんとできるため活動がしやすいと思います。
• 進学実績/学力レベル
  隣接学区からの生徒も多く、全体に教育意識の高いご家庭の方も多いため、上位校への進学者は毎年一定数いるようです。
• 施設
  学校設備はきれいです。校庭も区内の学校の中では広い方ではないでしょうか。図書館はありますが、（区内どこの学校図書館もそうですが）司書の登校日が限られ、保護者ボランティアなどで努力はされていますが、利用度が高いとはいえないと思います。
• 治安/アクセス
  駒沢通りから1本入った住宅街の一角です。祐天寺界隈の治安は悪くありません。学区が隣接を含め、広いので、バスや電車を利用する生徒もいます。最寄り駅からは7－8分、バス停は3分ほどのところにあります。
• 制服
  女子の制服でスラックスが選べます（ただし、在学中、パンツスタイルを選んでいる女生徒は同学年では娘一人、他学年では2人くらいしかいなかったと思います。パンツを選ぶことで浮く、ということはありません）。夏はポロシャツがあります。

学校に関する情報

• 生徒はどのような人が多いか
  隣接校区からの入学者も多いので、多様な生徒がいると思います。多国籍の生徒もいます。また学校にエレベータもあるので車椅子の生徒も通学が可能です。娘の学年では1クラスに2－3人に不登校傾向の生徒がいたと聞いています。

入試に関する情報

• 志望動機
  学校設備がよかったこと。制服の選択ができたこと。小学校時代の友人があまりいない学校を娘が希望したこと。などが理由です。

進路に関する情報

• 進学先
  東京都立工芸高校
• 進学先を選んだ理由
  中学教育をきちんと受けられておらず、普通科よりも専門性を高め資格取得を目指す方が無理なく進学できると考えたため