先生と環境は素晴らしい：東京学芸大学附属竹早中学（東京都文京区）の口コミ

在校生 / 2023年入学

先生と環境は素晴らしい

2024年08月投稿

• 
• 4.0

[学習環境 2｜ 進学実績/学力レベル 4｜ 先生 -｜ 施設 3｜ 治安/アクセス 1｜ 部活 3｜ いじめの少なさ 4｜ 校則 3｜ 制服 4｜ 学費 -]

• 総合評価
  とにかく先生が素晴らしい。国立ということもあり、面白い授業ばかりです。教科書の執筆に関わっている先生も結構います。そしてその教科書が自信作だと言いながら一切教科書を使わない授業をする先生もいます。また在籍年数が長い先生が多く、10年以上竹早にいるような先生が普通にいます。授業も素晴らしいですが、人間としてお手本にしたいような先生がたくさんいます。先生が良いので、学級崩壊することはほぼないと思っていいです。9月と10月は実習生の授業になってしまうのが残念です。
  そしてなぜか休みが多く、土曜授業は一月の公開研究会のみです。また自由研究に力を入れていて、夏休み明けにはみんな中学生のレベルを超えた研究を持ってきます。稀に大学の卒論くらいハイレベルな自由研究をしてくる人もいるらしいです。自由研究は教科別になっていて、普通の中学の文化祭にあたる文研で金賞・銀賞・銅賞が発表されています。教科の中で何人かずつ選ばれますが、一年生が金賞をとるのは難しいです。ただ文化研究発表会の名前の通り、文化祭が自由研究発表メインになってしまっているのでステージ発表を除けばかなりしょぼくなってしまっています。
• 校則
  校則に関してはそこまで厳しくありませんが、緩い訳でもないです。スマホは持ってこれますが、登下校中いじるのは禁止で学校に着いたら預けなければいけません。まあ実際はほとんどの人が電車の中でいじったりしていると思います。もちろん髪染めやメイクは禁止で、女子は一部スカート折ってる人がいて学年集会で注意されます。
• いじめの少なさ
  表面的ないじめはありません。大抵クラスに1人は悪口や陰口を言いまくる女子がいます。カーストは女子の中でもあまりなく、グループで固まりはしてるものの話そうと思えば誰とでも話せる感じです。中途半端な頭の人が多いので人の気持ちをちゃんと考えられる人はあまりおらず、個性強めの人は特に男子だと女子に見下されたりからかわれたりします。ただ女子グループには、成績トップクラスの人と平均以下の人で構成される素晴らしい人間性をお持ちの方たちのグループと、成績は平均以上だけどトップクラスには入れないノリがよく陽キャという人の集まりのグループがあります。前者は優秀な人が多くかなり平和なので、女子同士の人間関係の問題が起こるのはだいたい後者です。男子を無自覚でいじめてたりもしました。これまた偏差値が中途半端なので後者が多数派ですが前者も一定数いるので、自分に合うグループは見つかると思います。どっちのグループでも参加してる当人はみんな楽しそうにしてます。
  学校側は、見つけたらかなりちゃんと対応してくれると思います。
• 学習環境
  補習や夏期講習は全くありません。課題の量も少なく、どちらかというとレポート、プチ論文、制作課題など重めの課題がちょくちょく出ます。行事ごとに必ず作文があり、良かった人は学年通信に載せて貰えます。附高に多くの生徒が行くからか学校側からの受験のサポートはあまりありません。言えば対応してくれるとは思います。中学受験経験者が約半分いるのでもともと勉強の習慣がついてる人も多く、定期テスト前はみんな必死に勉強してます。自習室の設置を求める声も多く、今は定期テスト一週間前のみ、放課後一時間くらい教室とメディアセンター(図書室)が解放されます。
  ちなみに内部生と外部生では結構学力差があります。稀に内部生でも頭のいい人がいます。
• 部活
  運動部も含めみんなエンジョイ勢で、サッカー部でさえ未経験者多数なところがあるのでガチで大会とか目指したい人は別でクラブチームに入った方がいいと思います。ダンス部の文研での発表はまさにライブでものすごく盛り上がりますが、内部では女子のいざこざがあるらしいです。あと、何故か個人で水泳をしていて大会で賞を取るような人が何人かいます。
• 進学実績/学力レベル
  約半分が附高に行きます。だいたい平均以上であれば附高には行けると思います。ただ附高に行くハードルが低い割に附高自体の偏差値は高いので、高校から入ってくる外部生とかなりの学力差が出ること間違いなしです。附高の内部進学の偏差値も調べたらかなり高く出てますが、実際は外部より10～15くらい偏差値は低いので、附高に内部進学できそうだからといって自惚れない方が良いです。そして、附高は偏差値も高く大学合格実績もそれなりに良いですが、附高からすごい大学に行ってる人の中に内部生は少ないと思います。これを必ず念頭に置いて進路を決めた方が良いです。
  分布は詳しく知っているわけではありませんが、だいたい上位10%以内は都立難関校や私立トップ、10～60%は附高、それより低い人は他の都立か私立という感じです。
• 施設
  校舎はあんまり広くないです。校舎が繋がっている小学校も合わせれば広いですが、基本立ち入り禁止です。メディアセンターは小学校と共用になっていてそれなりに広いです。蔵書数は分かりませんが、私の場合本を探すと2/5くらいの確率であります。人気図書がメディアセンターにあったときは図書館と違って予約待ちがほぼないので良いです。リクエストもできます。
  校庭はよく分かりませんが結構硬い素材で転んだらかなり痛かったのですが、2024の夏で人工芝になるらしいです。
• 治安/アクセス
  とにかく駅から遠い。最寄り駅は3つくらいありますが、全部遠いです。春日とかからだとバスで学校の前まで行けますが、たった3駅なのに毎日210円×往復を払わなきゃいけないのかと思うと悩みどころです。どこからでも遠いですが、特に春日からのルートだと茗荷谷からのルートより長い上に傾斜がそれなりにあってかつ長めの坂があるので、夏場は本当にきついらしいです。道は大通り沿いで分かりやすいです。
• 制服
  基本は女子も男子もブレザーで、私服もありです。男子だと私服の人も結構見られます。ただなんちゃって制服はNGです。
  女子はリボンが3種類、男子はネクタイが2種類あります。ベストは夏用と冬用があり、冬はコートも上から着れます。デザインは普通ですがバリエーションもあり式典以外は私服可ということで、それなりに満足してはいます。

学校に関する情報

• 生徒はどのような人が多いか
  中途半端な人が多い。そして女子と男子の学力差が激しい。男子で平均以上の人は3割も満たない感じです。女子はK-POP好きの人が一定数います。

入試に関する情報

• 志望動機
  ここの口コミが良かったから。私立の自称進に行きたくなかったから。

進路に関する情報

• 進学先
  都立トップを受けようと思っている