なんだかんだ悪くない学校：弘前大学教育学部附属中学（青森県弘前市）の口コミ

在校生 / 2018年入学

なんだかんだ悪くない学校

2020年10月投稿

• 
• 4.0

[学習環境 4｜ 進学実績/学力レベル 5｜ 先生 -｜ 施設 4｜ 治安/アクセス 4｜ 部活 4｜ いじめの少なさ 4｜ 校則 3｜ 制服 4｜ 学費 -]

• 総合評価
  先生方の中で前の学校に関してなど良くない噂がある人がよく居ますが、少なくとも現状で特にこれといってまずいことはありません。聞けば教えてくださいますし、特に授業に問題は感じません。ただ、皮肉っぽい話し方をする先生や怒りどころがよく分からない先生はいるなぁと感じます。もちろんとても良い先生もいますが、性格に難のある可能性は考慮すべきです。それ以外に目立った悪い所はありません。特筆してこの学校ならではの良いところがあるかと言われたらいまひとつですが、全般的に良いと感じます。学年によって全体の雰囲気などがかなり違い、大人しい学年とうるさく派手な学年が交互になるとも言われているので、そこは当たり外れかなとは思います。
• 校則
  よく分からない校則や機能していない校則がたくさんあります。昔のもので、全く機能していないものは最近一気に削除されましたが、それでも謎の校則は多いです。実質機能しているのは服装に関してと自治会等の基本的な部分のみでしょうか。機能しているものの中で厳しいなぁと思うのはSNSの禁止ですが、親向けのアンケートまでしている割にほとんどの親が子どもに協力するor子どものSNS使用を認知していない状況なので隠れてやっている人はたくさんいます。服装に関してはそこまで厳しくありませんが、明記されていない暗黙の了解的なものが多いです(特に女子)。触覚を出したり細かい編み込みをすると、禁止されていないのに注意を受けることがあります。また、生活ガイダンスという生徒手帳とは別の実質校則のようなものもありますが、こちらもほぼ機能していません。というか、先生方が覚えてないことも多いです。校則は多いし厳しいですが、服装以外はほぼ形式上のものと思っていいと思います。
• いじめの少なさ
  自分の学年では｢トイレでたまっている人達がいるために安心して利用できないという訴えがある｣という程度しか聞きませんが、学年によってはあるようです。1年の頃は自分の学年にもありましたが、その頃の学年主任の先生がとても敏感に気づいてすぐに対処してくれたため起こらなくなったのだと思います。その先生はもういらっしゃらないので、他の先生はあまり期待できませんし先生方の抑止力は｢訴えれば対処してくれる｣程度でしょうか。1つ上はなかなか酷い状況だったと聞いたこともあるので、先生や学校側の対応というよりは学年のメンバーの気質だと思われます。こればかりは運ですし、正直入ってみないと分からないと思います。その学年の附小卒の子たちの中で小学生時代いじめがあったかにもよります。ただ、言い方は悪いですが｢公立でいじめられて附属に逃げて来た｣タイプの子が多いので、打ち明ければ親身になってくれる子は多いかと思われます。
• 学習環境
  休み時間に勉強している子はいます。受験対策はプリント学習程度ですが、聞けば教えてくださいます。ただ、教育学部の附属校という特性上、時期によって授業のほとんどが実習生になることもあります。実習生もそれなりに大学で教え方等は学んでいると思いますが実際やってみると違うのでしょう、肝心な部分を飛ばしてしまったりすることもあって、実習期間終了後に先生から補足が入ることもあります。問題は実習生が来るのが定期テスト直前ということです...。ただでさえ生徒も先生もピリピリする時期ですし、テスト前の学習単元の内容が曖昧だとその部分の自主的な補完に時間がかかり前の内容の復習に時間をかけられず困ることもあります。ここに関しては理解して入学すべきかなと思います。
• 部活
  運動部の中には優秀なところもあります。割と学年による部分もありますが、水泳部は毎年のように中体連で優勝しています。活気は部活によるかと思います。運動部の中でも緩いところもありますし、文化部でも厳しいところはあります。文化部は実績としてはなかなか実力が目に見えませんが、どこも頑張っています。
• 進学実績/学力レベル
  これに関しては他校とはレベルが違うと思います。内部進学の人のうちごく一部があまりふるわないですが、それ以外はかなり優秀な方です。ただ、これは学校の指導が良いというよりは親の力です。子どもの教育に熱心な親が入れている場合が多いので、ほとんどの生徒が塾に通っています。人によっては週6で通っているとか。歩いて行けるところに附中専門のような形でやっているところがあり、そこに行っている人はたいてい優秀です。優秀な人は大抵そこに行っていると言った方が正しいかもしれません。もちろん塾に通っていなくても校内でそれなりの順位をとることは出来ます。下記の通り、学校のテストで400点程度、順位で半分以上に入っていれば大体大丈夫と言えます。進学はもちろん弘前高校が圧倒的で、学年の半分以上が合格します。ぱらぱらと中央もいます。南や工業実業はほぼ居ません。私立なら義塾か聖愛の特進が鉄板です。たまに高専や県外に進学する人もいます。
• 施設
  武道館が古いため、踏むと嫌な音がするところがあります。また、夏暑く冬寒いので環境的にも良いとは言えません。しかし、その他は良いと言えると思います。特に図書室は司書さんがいつもいますし、現在の方はとても人当たりがよく楽しい方です。校庭と体育館は小学校が使用する方と繋がっていますが、特に問題は感じません。
• 治安/アクセス
  周辺に住宅街があり、駅やバス停もあります。アクセスは総合して良いと思いますが、朝は近隣に学校が密集していることもありバスや電車が混雑して遅延がおきて遅れてくる人もいますが、その場合は遅刻にならないので大丈夫。近隣に学校が密集しているため治安も良い方かと。不審者はたまに情報が入りますが、実際に遭遇した話は聞いたことがありません。
• 制服
  女子の夏服はとても可愛いです。強いていえば、スカーフが透ける素材のため可愛らしいのとは裏腹に結びづらく汚れやすいですかね。購入できる店が指定されているはずなのですが、襟の色の濃さが2～3パターンほどあります。冬服と男子の制服は一般的なものです。

学校に関する情報

• 生徒はどのような人が多いか
  学年によります。自分の学年はいわゆる下ネタが多めで、何故か男子同士でイチャついているのがよく見られます。そういうのを見たい人にはいいのかも...？(笑)先輩後輩によると比較的静かな方らしいです。学年共通なことと言えばかなり個性が豊か...というか強い人が多いところでしょうかね。公立出身だと驚くかもしれませんがそのうち慣れます。あとはアニメやゲームが好きな人がかなり多く、文化部なんかにはそちらにかなり本気な人も多くいるのでついていけないと友達作りなどキツイかもしれません。優秀な割には普段は勉強に興味がない人、やる気はないけどやらざるを得ないからやるという程度の人が多い気がします。

入試に関する情報

• 志望動機
  地元の中学校の部活の選択肢が少なすぎたこと、こちらにはやりたい部活があったことです。記念受験のつもりで受験し、落ちたらそれはそれでと思っていたのですが受かってしまったので、悩んだ末こちらに決めました。