周辺の治安は良いが、校内は…：佐波中学（山口県防府市）の口コミ

卒業生 / 2010年入学

周辺の治安は良いが、校内は…

2019年02月投稿

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• 2.0

[学習環境 2｜ 進学実績/学力レベル -｜ 先生 4｜ 施設 3｜ 治安/アクセス 4｜ 部活 -｜ いじめの少なさ 2｜ 校則 -｜ 制服 -｜ 学費 -]

この口コミは投稿者が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。

• 総合評価
  前提として、私はこの学校に"入学"したわけではなく、中2の時に転校してきました。それ以前に通っていたのは私立中学校であり、転校した時点で高校受験を見据えていたため、部活動には所属していませんでした。
  良くも悪くも、「田舎の公立中学校」という印象です。私が在校していた時には、「底辺中学校では？」という反応もあったのですが、成績自体は多くの中学校と比して取り立てて悪いと言う事も無いと思います。
  いわゆる"ヤンキー"のような生徒はどの学年にもいるようで、卒業式の日に校庭で特攻服を着ている生徒もおりました。また、学校行事で音楽鑑賞をした際、その帰り道で近隣住民と揉めていた様子もありました。
  その他、良くも悪くも生徒と教諭の距離は近い印象がありました。学校行事は中学生らしく盛んであり、中枢となって動く生徒も一定数いました。
• いじめの少なさ
  正直に言うと、クラス内でも明確なカーストというか、「ワルい奴ほど偉い」みたいな風潮がありました。あまつさえ、クラス内は「成績が良い人たち」「成績が悪い人たち」で二極化しています。
  転校してから1週間で、このクラスにはいじめがあるんだということはうっすらと悟りました。当時の担任にも相談しましたが、ある程度理解はしているうえで手を焼いているように思えました。
  私自身は「東京からの転校生」だったので、その"付加価値"と成績のお陰で「標的」になることはありませんでしたが、その陰で何が起こっていたのか…と言うのは怖くてあまり覗けませんでした。
  ただし、別室というか、教室に行けない生徒が別個で授業を受けるための部屋がありますので、不登校になった生徒が段階的に復帰していくためのサポートは行われているようです。
• 学習環境
  何というか、普通です。しかし、「出来る人」と「出来ない人」の間で大きな乖離が見られます。また、「夏休みの宿題の漢字練習を1ページ100円でやってもらう」という話も聞いていたので、学習面での「治安」はよろしくありません。
  体験談を挙げます。私は高校を推薦合格していたので、推薦合格後は一般入試までクラスメイトに得意な数学を教えていました。その際、受験1週間前だというのに「ルートって何？」という生徒が1人ではなく数人いるという状況でした。
  一方で、数学の授業中には問題を早く解き終わって暇になってしまう私に、担当の先生は「じゃあコレをやってみろ」と先の話や応用問題、場合によっては高校の数学Ⅰの内容をも紹介してくださりました。
  そのため、繰り返しになりますが「上と下の差が激しい」のではないか、と結論します。
• 施設
  他の中学校をそれほど知らないため迂闊なことは言えないのですが、少し古いように思います。ただ、廊下や階段は比較的広く、往来しやすかったように思います。
  また、内履きがつま先部分の空いているスリッパなので、冬場は体育館や柔道場に行くのが寒くて嫌でした…しょうもない話ですが。
• 治安/アクセス
  あくまで「学校周辺の」治安について述べるならば、JR山陽本線・防府駅から近く、通りに面している所にあるため治安は良いのではないかと思います。夜は決して明るいわけではありませんが、暗闇という訳でもなく、車が頻繁に通っているため犯罪に巻き込まれるようなリスクは少ないのではないでしょうか。ただし、私の自宅が大通りに近い場所だったからこう感じるだけかもしれません。裏路地は分かりません。
• 先生
  「悪い先生」はいなかったな、という印象です。前述のとおり数学の先生には大変お世話になったほか、個人的に大嫌いな科目である体育の先生も、私の運動神経が悪いことを理解した上で、無理のない範囲でステップアップできるよう配慮してくれていたように感じます。
  1点気になったのは、生徒指導の方法です。基本的に、生徒指導はクラス担任よりも生徒指導の先生に任せているような印象がありました。

進路に関する情報

• 進学先
  山口県立山口高等学校理数科
• 進学先を選んだ理由
  山口県の高校についてほとんど知らなかった私に、母親は理数科への進学を勧めた。その後、自分のレベルに合っていると感じたので、山口高校を志望した。