個性を重んじ、尊重してくれる学校：滋賀大学教育学部附属中学（滋賀県大津市）の口コミ

卒業生 / 2021年入学

個性を重んじ、尊重してくれる学校

2024年09月投稿

• 
• 5.0

[学習環境 5｜ 進学実績/学力レベル 5｜ 先生 -｜ 施設 5｜ 治安/アクセス 4｜ 部活 1｜ いじめの少なさ 5｜ 校則 5｜ 制服 -｜ 学費 -]

• 総合評価
  学年の人数が少なく、生徒と先生方との距離が近い点が本当に良いです。どのクラスを見ても男女関係なく生徒同士の仲が良く、休み時間はほぼ動物園状態です。でも、授業が始まったらそれまでのうるささが信じられないほど静かになります。「ぼっち」という概念が存在せず、気づいたら会話の輪の中に入っているほど居心地の良い学校です。授業もクイズ形式の知識の復習、生徒同士で作った問題を解き合う、習った内容をプレゼンで発表など、どれも趣向が凝らされたものばかりで楽しく学習することができました。生徒が優秀すぎて成績の平均基準が高く、内申点が取りにくいことを除けば本当におすすめします。
• 校則
  特に不満はないです。3年間、校則に関する不自由を感じることはありませんでした。
• いじめの少なさ
  男子は全くいじめがない(私の知る限りでは)。女子は裏で色々とあるらしいですが、直接的なものはなさそう。まあよく分かりませんが、私が通っていた公立小学校と比べると天国です。
• 学習環境
  とても良いです。どの先生も手厚い進路指導をしてくださいます。本当にありがとうございました。また、学年に一定数とても頭がいい人がいるので、その人たちが他の生徒に勉強を教えている姿もよく見られます。やはり学年の生徒数が少なく、先生の目が全員に行き届いている事が良かったなと感じました。
• 部活
  種類が少ない。文化部は美術と吹奏楽しかない。私はあまりの少なさに帰宅部になりました。まあ高校でも帰宅部なのですが。
• 進学実績/学力レベル
  前述の通り、本当に頭がいい人がいる。私の代とその前の年の膳所高首席は附属出身です。外部生(中学受験組)はみんな頭がいい。でも最上位層(top3くらい)は内部生が占めている。
• 施設
  まあ良いんじゃないですか。他の中学校を見てないので「充実度」の基準値が分かりませんが。不自由さを感じることはありませんでしたが、男子トイレの窓が外れて代替用として段ボールが貼り付けられたことはありました。今はどうなってるのか知りません。
• 治安/アクセス
  京阪なら錦駅、JRなら膳所駅が最寄。私は膳所駅を利用していたのですが、普通に歩いたら10分くらいで着きます。帰宅部としての中学校生活三年間の附属～膳所駅間自己ベストは3分43秒です。踏切に足止めされるかどうかでタイムが大幅に変わってくる。危険な人がいるかもしれないので通学時は注意を払った方がいいかと。あとは歩道が狭いので、車には気を付けてください。

学校に関する情報

• 生徒はどのような人が多いか
  勉強に関する知識ももちろんそうですが、特定の一つの分野に精通している人が多いです。私は円周率の暗記を生業としていましたが、他にも東側諸国に妙に詳しい方々(複数名)、パソコンのプロ、ポケモンに詳しい人など、多種多様で楽しいです。そこが公立中学校との大きな違いかな。また、他のクラスメイトや先生方はそのような人を変人として扱うのではなく、一つの個性として尊重してくれたので、居心地が良かったです。

入試に関する情報

• 志望動機
  公立中学校に行きたくないという単純な理由からでしたが、入って正解でした。本当にいい学校です。

進路に関する情報

• 進学先
  膳所高校(普通科)、洛南高校(空)、光泉カトリック(S)に合格しました。結局膳所高校に進学しました。