卒業生による東条中学（加東市）の口コミ3件 低い評価順

卒業生 / 2015年入学

もう１度通いたいほど好きな中学校。

2018年08月投稿

• 
• 5.0

[学習環境 4｜ 進学実績/学力レベル 4｜ 先生 -｜ 施設 4｜ 治安/アクセス -｜ 部活 4｜ いじめの少なさ 4｜ 校則 5｜ 制服 3｜ 学費 -]

この口コミは投稿者が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。

• 総合評価
  とっても良い学校です。
  在学中は普通の中学校だなあと思っていましたが、高校に進学してから、東条中学校がどれほど良い学校だったかを思い知りました。
  まず、挨拶と掃除にかなり力が入っています。
  その反動で、高校に入ってから、知っている人以外には挨拶をしない生徒とホコリだらけの廊下に驚きました。
  自分が通っている時には気づかないかもしれませんが、ここは素晴らしい学校です。
  私の自慢の母校です。
• 校則
  校則を破る生徒はなかなかいませんでした。
  たまに廊下にお菓子の包装紙が落ちていて全校集会で先生が話題に出したり、前髪や爪の伸びている生徒が注意されているところを見る程度です。
  制服を着崩している生徒もなかなか見ませんでした。
  市内で唯一、靴と通学カバンの指定がありません。靴は白基調の運動靴で白＋２色まで可、カバンに関しては自転車の後ろにくくりつけることができれば柄付きのリュックでも可能でした。
  私は真っ白の運動靴に無地のスクールバッグでしたが、白＋ピンクの靴に、派手めなリュックで通学している友達もいました。
  また、靴下の指定はなく白なら長くても短くても可能で、ワンポイントまでOKでした。
  スマホの持ち込みは禁止です。ただし、卒業式の日だけは、親に持ってきてもらうことを条件に使用が許可されます。
  SNSは学校に監視されているそうで、悪質な書き込みをすると直接注意をされるそうです。
  学校は「スマホは持たない方がよい」としていますが、携帯電話を所持している生徒も大勢いるので重く受け止めなくて大丈夫ですよ。
  納得のいかない校則はなく、生徒も校則をしっかりと守れているのでこれといって不満はありません。
• いじめの少なさ
  いじめというか、仲間外れや陰口などといった嫌がらせはそれなりに起こります。
  ただ決して多くはないと思いますし、かなりの頻度で「困ったことカード」を利用した取り組みを行っているので事が大きくなる前にいじめを抑制できていると思います。
  部活によっては、ある特定の誰かが避けられてしまうような事件が起こったこともあったそうです。
  しかしすぐに顧問の先生がミーティングを開かせて和解したようなので、先生方の対応はとてもいいと思います。
  学年が２クラスしかなく、３年間でほとんどの人と関わることになるので、ほぼ全員が仲良くしていました。
• 学習環境
  ユニークな先生が多く、教え方も丁寧です。
  受験前には対策テストをする時間が多く、特に理科や数学では出題率の高い問題をピックアップしたプリントで学習をしたので、試験本番で大いに役立ちました。
  真面目な生徒ばかりで、授業のボイコットなどはまず聞きません。授業中はよく話を聞き、実に真剣に取り組めていると思います。
• 部活
  部活は野球部、サッカー部、バレー部（男女）、女子バスケ部、卓球部（男女）、吹奏楽部と少ないです。
  つい最近までは女子テニス部がありましたが、部員数減少により廃部になりました。
  東条中学校は卓球部が強く、卓球部の練習場である格技場にはたくさんの表彰状とトロフィーが並んでいます。
  野球部もかなり上の大会まで勝ち進んでいるようで、校長室の近くに記念のパネルが飾られているのをよく目にしました。
  また、吹奏楽部は顧問が変わってから毎年夏のコンクールで金賞を受賞しています。毎年30人ほどと少人数ですが、とても上手いと思います。
  中学校の門を出てすぐのところに「戸坂」と呼ばれている坂があり、吹奏楽部を含むほぼ全ての部活がそれを利用して体力作りに励んでいます。
  サッカー部には女子部員もいましたので、女子でサッカーが好きだという人も入部できます。
  部活の態度についてですが、とても良いと思います。
  部活を途中で辞める人はかなり少なく、私の学年では64人に対して３人ほどだけでした。
  生徒それぞれが部活にやりがいを見いだし、高い目標を持って取り組めていると思います。
• 進学実績/学力レベル
  私の学年では、ほとんどの生徒が第１志望の公立高校に合格しました。
  また市内の高校の生活科学科に合格した生徒や、スポーツ推薦で県外に進学した生徒もいます。過去には、明石の高校の美術科に合格した先輩もいらっしゃいました。
  先生方は1人1人の将来についてしっかりと考えて下さっていますので、努力次第で様々な進路を目指せると思います。
• 施設
  全ての部屋にエアコンが設置されていて、気温が夏30℃以上、冬10℃以下で稼働するようになっています。
  気温の関係でエアコンが付かず暑かったり寒かったりすることはありますが、各部屋には扇風機（生徒が自由に使用できる）があり、また冬場はひざ掛けの持ち込みが許可されているので、生徒自身で温度管理のできる環境は揃っています。とても過ごしやすかったです。
  図書室は特別広いわけではありませんが、東野圭吾など有名な小説家の本はもちろん、ライトノベルやギネスブックなど普段本を読まない中学生も興味を持ちやすい本がたくさんあります。
  あまり学校の設備に不満はありませんが、欲を言うならプールが少し遠いと思います。
  校舎の隣にグラウンドがあり、そのまた隣がプールなので、水泳の授業の前はビーチサンダルでグラウンドを走って向かわなくてはなりません。
  ただしそれを配慮してか水泳の授業は他の授業より少し遅く始まるので、大きな不満はありません。
• 制服
  男子の制服は黒の学ランです。夏は市販のカッターシャツに黒のズボンです。
  女子は市販の白いカッターシャツに、紺色のボウタイを結び、紺色のベストと紺色のジャケットを着用し、膝下までの長さの紺色のスカートを履いたものが冬服です。
  夏服は半袖のカッターシャツとスカートだけを着用したもので、同じ市にある滝野中学校と同じデザインです。
  男女ともに、夏場は第１ボタンを開けている生徒が多かったです。
  また、冬は黒や紺色の無地ならばセーターの着用も認められていました。
  かっこいいかどうかと言われれば、普通です。人によっては「ダサい」と答える人もいると思います。
  でも私は好きです。
  体育のジャージは私の１つ下の学年からデザインが変わり、少し濃い青色のものになりました。ジャージには金色、中に着る半袖の体操服には青色で名前が刺繍されています。
  着やすいので、今でも部屋着として使用しています。

入試に関する情報

• 志望動機
  学区内だったからです。
  今となっては、東条中学校の校区に住んでいて本当に良かったと思えます。

進路に関する情報

• 進学先
  兵庫県立社高等学校の普通科に複数志願で合格しました。第２志望は吉川高校としていました。
  入学後も、テストでは学年で上位20％をキープしています。
  古典や数学Iでは、中学校で先生方にみっちりと教えこまれた知識が活きています。