おっとりなようで実はハードワークな学校：小林聖心女子学院中学（兵庫県宝塚市）の口コミ

保護者 / 2019年入学

おっとりなようで実はハードワークな学校

2021年05月投稿

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• 4.0

[学習環境 4｜ 進学実績/学力レベル 4｜ 先生 -｜ 施設 5｜ 治安/アクセス 4｜ 部活 3｜ いじめの少なさ 4｜ 校則 4｜ 制服 4｜ 学費 -]

• 総合評価
  カトリックの宗教行事も多く、毎朝、お祈りから学校生活がスタートする学校です。奉仕活動なども、積極的で、コロナ禍以前は、娘もボランティア活動などにも出かけたりしていました。 「より良い社会の創造に貢献できる、賢明な女性を育てる」という教育理念とリンクした取組みをしている学校だと思います。ただ、その学校の良さを活かせるかどうかは、子ども自身の積極性によるのかなぁとも思います。 学校生活に色々な行事のある中で、学習面は、相当レベルの高いことを、それなりに早いスピードで進めていかれ、また長期休暇時の課題も、それなりのハイレベルさを求められるので、娘もおっとりとしていそうで実はかなりハードな学生生活を送っています。
• 校則
  スカート丈が膝下何センチないといけない、などの細かい制約はなく、制服についての細かい規定はないです。ただ、ブレザーなしで、セーターのみでの登下校は禁止とされています。 また、携帯電話を持参する際の手続きは、かなり細かいと思う反面、このルールがあるので、基本的に、電車の中で携帯電話を触っている生徒さんがいないのは流石だと思います。
• いじめの少なさ
  特にいじめがあるとは聞いたことがありません。ただ、トラブルなどがあれば、先生方から家庭連絡をくださいます。
• 学習環境
  図書室(センターと呼んでいます)の環境を使ったり、高校生になると、自教室での自習ができると聞いています。 自然豊かな環境で、落ち着いて学習できる校舎ですが、少し教室は狭い印象です。
• 部活
  そこまで熱心に活動をしているという印象を持てません。活動日が多い部活でも、週に4日くらいと聞いています。
• 進学実績/学力レベル
  勉強ができる方たちは、国公立、医学部などを目指し、また、関西圏の指定校推薦枠もそれなりにあると聞いています。 東京の聖心女子大にも、コンスタントに学年の1割以上内部進学していると聞いています。
• 施設
  図書室(センター)の中は、相当の蔵書数や、DVDが視聴できる部屋があったり、学習スペースも充実しています。 また、中学校舎は、重要文化財の、趣きある校舎です。 自然豊かな環境、お御堂の荘厳さなど、おそらく、いまは子どもたちがわからなかったとしても、大人になってから、とても素晴らしい環境で過ごせていたことを実感できる日がくるだろうと思います。
• 治安/アクセス
  阪急小林駅から、みこころ坂を上がっていきます。かなりの坂道ですが、春は桜が、夏は青葉が、秋は紅葉がとてもきれいです。 その反面、誰も通らないと、少し怖いなですが、防犯ブザーを設置してくださいました。登下校時は、警備の方がパトロールもしてくださっています。
• 制服
  マイナーチェンジをしながら、印象の変わらない茄子紺のジャンパースカートが、子どもたちの間では、なすび、と呼ばれており…。ブラウスに襟元に校章をつけると、一気に引き締まる、落ち着いた印象の制服です。 夏のワンピースの制服は、ファミリアのものなので、しっかりしており、子どもも気に入っています。素材が変わって、着心地が良くなりました。

学校に関する情報

• 生徒はどのような人が多いか
  お稽古事を、中学生になってからも継続している生徒さんが多いです。英語のスピーチ、作文コンクール、ディベート大会、書道コンクールなど、多くの外部のコンクール、大会において、各学年、必ず表彰される人たちがいて、またそのレベルが、とても好成績な印象です。

入試に関する情報

• 志望動機
  自宅から1番近い学校で、娘自身が地元公立校ではないところへ行きたいと言ったため。男女共学ではない最大の特色は、親としてはどちらが良いのかと思っていたのですが、本人には合っていた様子でホッとしました。

感染症対策としてやっていること

入学時からタブレットPCを用意していたのが、親の目にも見える形で本格的に活用された印象です。 かなり慎重な学校でもあるので、こまめに、現在のコロナ禍における学校生活ルールの発信があります。 授業中、ちょうど真ん中あたりで換気タイムが設定されたりもしているそうです。