「モラルとマナー」を重んじる自由な学校：星陵台中学（兵庫県神戸市垂水区）の口コミ

在校生 / 2019年入学

「モラルとマナー」を重んじる自由な学校

2021年12月投稿

• 
• 4.0

[学習環境 5｜ 進学実績/学力レベル 4｜ 先生 -｜ 施設 5｜ 治安/アクセス 4｜ 部活 4｜ いじめの少なさ 4｜ 校則 4｜ 制服 3｜ 学費 -]

• 総合評価
  校訓「モラルとマナー」を基に自主性を重んじた教育を行う学校。鞄や靴などは原則自由なところや、校則がないところなど自由な校風が特徴的。また、自由だからと言って暴走する生徒も非常に少ない。然し、校則がない故にグレーな暗黙の了解が存在する。施設は比較的新しく、先日トイレがリニューアルされた。校庭や体育館も広く、過ごしやすい。勉学の面では勉強しやすい環境は整っている。あとは生徒次第ではなかろうか。教師陣もよい教師が多く、親身になってくれる。グレーな暗黙の了解や制服等、幾らかの気になる点はあるものの、総評するならば全体的に良い学校といえると思う。
• 校則
  校則はなく、「モラルとマナー」という校訓が存在します。生徒の自主性を重んじた校訓で、非常に良いものだと思います(多少グレーですが)。大方の生徒はこれを遵守し、教師もこの校訓を基に指導を行っています。鞄や靴等は原則として自由で、校則がない分自由度は高いです。然し、明文化された校則はありませんが、実際には「ツーブロック禁止」や「肌着は白のみ」等の代々受け継がれし暗黙の了解たるルールが存在します。あまり数は多くはありませんが
  、中には今の時代にそぐわないものもあります。まあ、基本的には非常識なことをしなければ多分大丈夫かと。
• いじめの少なさ
  小さないじり等はありますが、いじめに発展したケースは耳にしたことがありません。不登校が多く、クラスに3～5人いますが、特にいじめが理由ということもないのではと思います。
• 学習環境
  テスト一週間前には「テスト計画表」なるものが配布され、しっかりと計画を立てさせるなど、環境はしっかりとしているように思います。また、学習会という補習のような時間がテスト前の放課後に設けられ、問題の解説などをしてくれるため参加者は結構多いです。
• 部活
  部活動は運動部が10、文化部が3あり、運動部のバリエーションは豊富です。文化部はもう少しあっても良いのではなかろうかと思います。水泳や剣道は他校まで出向いての練習となります。部活動の活気はあるとは思いますが、やる気のある生徒とない生徒の差が結構大きいです。やる気のない生徒はサボったりすることもあります。ここ数年の陸上部が強く、近畿大会や全国大会まで勝ち上がっています。
• 進学実績/学力レベル
  進学実績はいい方なのではなかろうかとおもいます。長田高校や兵庫高校などのトップ校に進学する先輩も過去にはいました。学力も、悪くはないと思います。
• 施設
  校舎は建設された時代背景からか、意匠の凝らされたデザインです。エレベーターも設置されています。流石は大学の跡地とだけあって、体育館や校庭などは比較的広いです。また、テニスコートが3面あります。体育館と武道場には空調がついていますが、ついているところは見たことがありません。なので、夏には武道場の暑さ指数が危険な値になることもあります。図書館に関しては、割と充実していると思います。司書さんもいますし。
• 治安/アクセス
  不審者の話は耳にしません。アクセスは、生徒全員が徒歩圏内かと思います。
• 制服
  男女とも、夏は開襟シャツ、冬はブレザー(セーター可)で、過ごしやすいです。体育会の時などには体操服(ジャージ)登校になります。両社ともデザインもシンプルでいいと思います。ただ、女子の夏服のブラウスが全員黄ばんでる？のが気になります。自分も初めて見たときは驚きました。
  セーター着用はOKですが、教室以外ではセーターの上から必ずブレザーを羽織らなければならず、少し面倒です。
  男女の制服ははっきりと男子はズボン、女子はスカートと分けられており、基本的には女子がズボンを穿くことは認められていません。

学校に関する情報

• 生徒はどのような人が多いか
  ほぼ日本人ですが、帰国子女も数名います。基本的に明るい人が多く、うちの学年は特に個性的な人が多いです。

入試に関する情報

• 志望動機
  星中の校区内に住んでいたから。大体皆そうではなかろうかと思います。