おだやかな環境の中で自分自身で決断できる：東海中学（愛知県岡崎市）の口コミ

保護者 / 2019年入学

おだやかな環境の中で自分自身で決断できる

2022年09月投稿

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• 5.0

[学習環境 4｜ 進学実績/学力レベル 4｜ 先生 -｜ 施設 4｜ 治安/アクセス 4｜ 部活 4｜ いじめの少なさ 4｜ 校則 5｜ 制服 3｜ 学費 -]

• 総合評価
  義務教育の意味をきちんと考えてくださっている学校だと思う。宿題とか、進学実績とかいろいろ評価基準はあると思うが、モラルと礼節を考える場をところどころに折り込みつつ、受験に向かわせてくれる先生方には感謝しかない。
• 校則
  髪が肩についたら切るか結ばなければならないとか、靴下は白色のみで、ワンポイントもないほうが好ましい、といった細かすぎる規定を昨年改定したり、コロナ禍に合わせて体操服登校を認めたり、冬の換気対策でひざ掛けやカーディガンを認めたり、生徒の声を専門委員会で検討して改善していた点がよかった。
• いじめの少なさ
  陰湿ないじめは当方の子どもが在籍していた6年間には耳にしなかったが、親のグループがそのまま子どものグループに投影されていて、そこからはじかれた子はいじめられた気分だったと思う。とはいえ、これはどこの中学も同じだと思うので、学校の声掛けや雰囲気作りはいじめ撲滅に有効だったと思う。
• 学習環境
  一つのクラスに様々な子がいるので、一律に宿題を課すことが難しく、上の子のときと比べて、下の子の宿題は極端に少なかった。少ないと不満を言う保護者もいたようだが、そこは保護者の判断で追加すべき部分だと思うので、全員が学習できるように試行錯誤する東中の教育は充分だったと思う。
• 部活
  勝つための部活になりがちだが当方の子どもがお世話になった運動部は、日頃の部活動に真剣に取り組む生徒は技術が低くても試合に出ることができ、生徒たちも当然のことと受け止めていた。顧問の先生のブレない姿勢が子どもを精神的に成長させてくれたと思っていて、とても感謝している。7月の市長杯で引退して受験生の生活に変わったが、半年くらいでちょうどよかった。たぶん長すぎても飽きてしまったと思う。
• 進学実績/学力レベル
  価値観は各家庭それぞれなので、進路指導も有名進学校に多く入学させることだけを重要視しているわけではない印象をうけた。教師が具体的な高校名を提案することはなく、難易度、通学手段、雰囲気、制服等自分で調べるように指導してもらった。おかげで入学してからも雰囲気に飲まれることなく忙しくも充実した毎日を送っている。ほかの生徒さんも同様に自分にあった学校を目指して学力をつける習慣を身に着けさせてもらったのではないかと思う。
• 施設
  立派なプールができたのにコロナで水泳の授業ができないまま卒業したのが残念だった。校舎は古いが毎日の掃除が行き届いていてすがすがしい雰囲気。
• 治安/アクセス
  国道沿いで見通しがよいので治安はよいと思う。ただ国道をくぐる地下道が暗く、危険だったため
  監視カメラが設置された。地域との連携もスムーズなので安心できた。
• 制服
  女子はセーラー服、男子は詰め襟学生服。可もなく不可もなし。ただ海軍由来のセーラーと陸軍由来の詰め襟は、個人的にはやめたほうがよいのではとは思う。

学校に関する情報

• 生徒はどのような人が多いか
  とにかく塾生が多くて、毎日のように「そこ知ってるー」という雑音があり、気になったようだった。「塾でやってるよねー」と言って簡単に説明する先生もいらしたようで塾にいかないマイノリティは困っていたようだ。どこも同じだと思うが勉強を頑張る子は部活もがんばっていたように思う。

進路に関する情報

• 進学先
  地元の普通科進学校に進学。
• 進学先を選んだ理由
  大学受験を希望していたので、進学校であることと、運動部に所属したかったので通学時間が短いこと、広範囲から集まってくる生徒さんの多様性などを魅力に感じたから。

感染症対策としてやっていること

毎日の健康チェック。マスク。給食の黙食。換気。消毒。