グローバルに発信する力をつけるために伝統文化を学ぶ
本校は、古き良きものを学びながら新しい社会に対応する力も身につけられるのが魅力です。日本文化を身近に学べる場が少なくなってきたように感じていますので、本校では箏や茶道など伝統文化を全員が授業で学びます。私達がグローバルに発信していくには、何を発信するかが世界の人達に問われています。発信できる何かを見出すために、私達は伝統文化を学ぶ必要があるのです。また英語学習にも力を入れており、5名のネイティブ教員も教鞭をとっています。
探究の授業でアカデミックな方法論を学び発信する力を身につける
今年から始まる「探究」科目は、全コースで週2時限の授業として力を入れています。同じ敷地に大学があるので、大学の先生が授業をすることもありますし、カリキュラムを大学の先生と協力して作っています。これによりアカデミックな方法論を高校1年生から学べるようになりました。学問の方法論を学び、その方法論を理解しながら「探究」の授業の中で、企業との提携なども行う予定です。これまで高校にはなかった科目ですが、ただグループワークで意見を出して終わり、というもので終わらせないよう、取り組んでいます。伝統文化を学び、確固としたアイデンティティを持ってグローバル社会の中でインターナショナルな発信ができる。その発信する力を「探究」によって培うことが目標です。
信念を貫いて実行していく女性に
私達の理念は「凛として生きる女性を育てる」というものです。生徒には、変化する社会の中でしっかりとした価値観をもって信念を貫いて実行していく女性になってほしいと思っています。いままでの常識が通用しない社会になってきているからこそ、しっかりとした価値観を持ってほしい。そして、最終的には自分の力で幸せをつかめるような女性になってほしいですね。幸せというものは、人によっても違いますし、待っていても来ないもので、自分の幸せは自分で動いて掴まないと幸せになれません。そのための力を本校で身に着けてほしいなと思っています。