いっぱい失敗してどんどん挑戦できる学校
本校は、失敗しても恥ずかしくない、いっぱい失敗してどんどん挑戦できる学校です。そのために探究活動に取り組んでいます。生徒には、「志」をもって世の中への貢献を成し遂げる人になって欲しいのですが、その「志」のために「探究」を取り入れています。本校では、コースによって内容が変わりますが、文理コース・総合コースでは将来どんなことをしたいのか、そのためにどういう大学に行かなければならないか、といった進路に直結した「進路探究」を中心に行って、学業面・スポーツ面の努力と成長につなげていきます。一方、探究コースでは「課題探究」を中心に、世の中に貢献して活躍するというテーマを自分で探し、課題に挑戦していきます。
「いきなり」ではなく段階を踏んで自由な探究活動に導く
いきなり自分で課題を見つけるのは難しいです。1年生ではまず、「エッグドロップ®」を行います。これはA4用紙やタコ糸など決められた素材を使って、2階から生卵を落とし割れないように試行錯誤する実験です。次に、昨年度は区役所と一緒に「足立区の活性化」という、もう少し幅の広いテーマに取り組みました。そして2年生では自分で探したテーマに取り組みます。スペースコロニーを課題とした生徒がいましたが、卒業生を頼って某大手建設会社に取材に行ったところ、その研究を気に入ってくれ、本社でプレゼンして欲しいとオファーをいただくことがありました。この探究の取り組みを始めて生徒の雰囲気も変わってきました。「とりあえずやってみよう」と挑戦する生徒が増えました。
グローバル教育やICT教育も。志のために果敢に挑戦する人に
失敗を恐れさせると挑戦しなくなります、やりたいことができなくなると自己肯定感を失います。生徒には、自己肯定感をもって「志」のために果敢に挑戦する人になって欲しいです。私立高校は大学合格者数を競い合っています。もちろん大事ではありますが、本校は「志」によって教育の中身で勝負するという原点に立ち返りました。その他、オックスフォードのハートフォードカレッジにて日本では本校だけとなる2週間プログラムや、短期の語学研修、3ヶ月以上のターム留学などのプログラムを準備しています。ICT教育にも早期に取り組み、現在日本の中高では唯一のMicrosoft社のショーケース・スクール(教育ICT先進校)に選ばれています。また、男子校の良さでもありますが、女子がいないので失敗してもさほど恥ずかしいという思いをしなくて済むようですね。