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桐蔭学園高等学校 インタビュー
中村夏歩さん(プログレスコース)村松宥さん(プログレスコース)今野百恵さん(アドバンスコース)
最初に門をくぐったときに、まず敷地の大きさにびっくりしました。校舎やグラウンドがいくつもあるので、初めの頃は授業で移動する度に迷っていました(笑)。バス停からの坂道は四季折々の景色も楽しめます。また生徒数が多いので、色々な人と出会えます。学園祭は大変な賑わいで、私はクラスの実行委員の傍ら、当日は弦楽部(現、器楽部)のホール発表や、模擬店(喫茶)をやっていました。活動の場や選択肢が多いのも桐蔭の良いところです。
―弦楽合奏の部活動をされていたのですね。
はい、私はチェロを演奏していました。高校に入ってから始めたので、最初は弓の持ち方や音階練習から始めて大変だったのを覚えています。夏休みの合宿では、学園祭に向けて朝から夜まで練習漬けです。ただ、肝試しや花火やお菓子パーティもあって楽しかったです。チェロのパートリーダーにもなりましたが、みんなで協力して音楽をつくりあげるのはとても良い経験でした。
いくつかのゼミに分かれて、皆それぞれが自分の研究テーマに取り組みます。テーマを決めるところから始めるので、最初は他の授業との違いに戸惑いました。私は、「数学ゼミ」で建築数学をテーマにしました。建築史に触れながら、時代ごと・社会や国によってどのように建築が変化していったのかまとめました。先生に手伝ってもらうこともありましたが、自分で調べたことが発表できましたし、長い期間をかけた分、達成感も大きかったです。大学でも建築工学を扱っていて今につながっています。
―最後に、未来の後輩に桐蔭学園のおすすめポイントを教えてください
まず習熟度別授業の科目は、定期考査のたびにクラスが上下するので良い刺激になります。また先生方は授業内容以外のことでも熱心に質問に応じてくれます。私は高3から社会科の科目を地理に変えるなど、途中から受験で使う科目に力点をおいて勉強をしていましたが、要点を押さえて勉強でき、受験に活かせました。桐蔭学園はこのように勉強もしっかりできますし、色々な友達もできるところが良かったです。
第一印象は、ただただ広い敷地と校舎だ!でした。三年間ですべての場所を回り切れるのだろうかと半分本気で考えるほどでした。キャンパスには幼稚園児から大学生までいますから、多様性を学園の中で感じられます。また、学習環境がめちゃめちゃ良いのです。
―具体的にどういうところが良いのですか?
まず校内に、勉強するための場所がしっかり確保されている点です。大学を含む複数の図書館や放課後の教室、執務室(職員室)前の机など。そして、授業や自習で解らなかったところを教えてくれる大勢の先生達です。日々の授業についていき、期末考査や模試の対策だけで大学に合格できました。ちなみに学習環境ではないのですが、校内に「桐蔭学園シンフォニーホール」というコンサートホールがあります。ここで行われた音楽講座「アキラ塾桐蔭学園分校Ⅱ」がとても印象的でした。NHKの番組『クインテット』の宮川彬良さんの指揮とピアノ独奏の圧巻のパフォーマンスを間近で見られたのはとても貴重な体験でした。他にも演劇や映画、和太鼓、などもきっと他では味わえない企画でしょう。
アクティブラーニング型授業とは、これまでの先生から生徒へ一方向的に知識を伝える授業ではなく、「書く・話す・発表する」といった活動を組み込んだ授業のことです。思考力や判断力の能力、協働性を身に着けられるように、工夫されています。覚えたことを自分の頭で統合して、それを他者に向けて表現することで、自らの理解を効果的に深められたと感じています。理系の科目では教え合いにより理解が進みましたし、文系の科目では考え方の多様性や独創性が育まれました。
―最後に、未来の後輩に桐蔭学園のおすすめポイントを教えてください
皆が言っているように、充実した学校施設と勉強面での手厚いサポートがあることです。また探究「未来への扉」の授業は、卒業後にも役立つことが多そうです。大学の卒業論文や将来ビジネスの場でのプレゼンテーションの練習になるでしょう。私たちのゼミでは、模擬授業やインタビュー、系列の小学校での手伝い等が可能でしたし、学園内に連携できる学校がある、協力的な先生が大勢いらっしゃることもおすすめできるポイントです。
桐蔭学園は、生徒数が多いので様々な人がいます。スポーツ好きな人、勉強熱心な人…。だから勉強も部活動もレベルが高く、そんな友人たちの頑張る姿に刺激されて毎日が新鮮でした。
―なるほど。今野さんは、部活動は何をしていたのですか?
私は女子サッカー部に所属していました。活動はほぼ毎日!ランニングや体幹トレーニングは正直とてもつらかったのですが、自分に厳しく、頑張れば頑張るほど大会の成績が上がっていきました。ちゃんと成果が出るのだとわかってからは、毎日がとても充実しました。
―部活動がかなり忙しかったみたいですね、テスト勉強などはどうしていたのですか?
定期考査1週間前は部活動がなくなりますので、集中して勉強するようにしていました。隣接する大学の図書館が21時まで開いていましたので、友達と一緒に勉強していました。勉強ばかりでつらいはずなのですが、勉強時間の合間に、友達と外で話したり、食事をするのも楽しい思い出です。
私の場合は、ある一つの結論に対して、なぜそのような答えに至ったのかということを、複数の人間の意見を聴くことで、考えを深めることができました。他の授業の理解度が深まったことも良かったです。
―最後に、未来の後輩に桐蔭学園のおすすめポイントを教えてください
人数が多いのはメリットだと思います。様々な人に出会えますから、自分と気の合う、それこそ一生の友達も見つかるかもしれません。また私は、勉強・スポーツともに有名な桐蔭学園を誇りに思っています。部活動に打ち込むこともできますし、勉強面でも友達と一緒に励ましあい、高めあうことができます。すごいなぁと思える先生も多いですし、充実した毎日を送りながら、自分の志望する大学に合格することもできました。自分次第で、ものすごく成長できる学校だと思います。
※3名の卒業後の進学先
中村夏歩さん(お茶の水女子大学 生活科学部 人間・環境科学科)
村松宥さん(東京学芸大学 教育学部 初等教育教員養成課程 数学選修)
今野百恵さん(立教大学 現代心理学部 映像身体学科)
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