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桐蔭学園高等学校
出典:IZUMI SAKAI
桐蔭学園高等学校
(とういんがくえんこうとうがっこう)

神奈川県 横浜市青葉区 / 市が尾駅 /私立 / 共学

偏差値
神奈川県

TOP10

偏差値:65 - 69

口コミ: ★★★☆☆

3.30

(234)

桐蔭学園高等学校 インタビュー

桐蔭学園高等学校インタビュー 卒業生に聞く! 桐蔭学園に通って良かったこと、身についたこと
足立瑚子さん(スタンダード)亀井海空翔さん(アドバンス)藤田倫太郎さん(プログレス)
※2024年5月インタビュー時のものです。
「周りからの刺激を期待して入学」
写真1
足立さん:立教大学観光学部交流文化学科に進学
―こんにちは。早速ですが、桐蔭学園に入学した時の第一印象を教えてください。

【足立さん】 入学前には、自分に合ったレベルの授業が受けられるということに期待していました。桐蔭学園ではコースが分かれているため、勉強が苦手だった私でも授業に置いていかれることなく評定を上げることができました。また、校舎が広いことも印象的でした。桐蔭学園は廊下が長く、また数えきれないほど沢山の教室があります。私は、3年生になっても道に迷うことが何度かあるほどでした。

【亀井さん】 周りからの刺激を期待して入学しました。特にアドバンスコースは人数が多いので、多様な人と関わりを持てたらいいな、と思っていましたので個別に希望して施設をみて回った時はとてもワクワクしました。入学式のときは中学校と比べ物にならないほどの人数に不安を感じるほど驚きましたが。
また、部活動が活発というイメージもあったので、入学前からいろいろな部活動に関心がありました。

【藤田さん】 入学前に一度来校したとき、とても大きく、施設が充実している印象でした。運動系の部活も全体的にレベルが高いと聞いていたので、部活と勉強の両立ができるか少し不安でしたが、恵まれた環境を最大限活用していこうと思っていました。入学式の時、新しい担任の先生が私の名前をとても大きな声で呼んでくれたことはとても印象的でした。自分たちを大切にしてくれそう、そんな気がして、不安な気持ちが薄れたのをよく覚えています。

「的確なアドバイスをくれる存在が身近にいることはとても心強かったです」
写真2
亀井さん:横浜国立大学理工学部数物・電子情報系学科に進学
―桐蔭学園の3年間をふり返って、良かったポイントを教えてください。

【足立さん】 桐蔭学園の良かったところは、英語力を磨く機会が沢山設けられているというところです。中でも特に私が活用したのはグローバルラウンジです。桐蔭学園では留学生を受け入れていますが、仲良くなりたくても何もないと、なかなか話しかけづらいものです。しかし、グローバルラウンジへ行くことで、彼らと交流を深めることができました。私もそこで留学生と仲良くなり、放課後にみんなでバスケットボールをしたりピザを食べたりなど、普段の学校生活では経験できないような思い出を沢山作ることができました。

【亀井さん】 2年生になると教科ごとの習熟度別授業によってレベル別でレッスン(授業講座)分けがされ、切磋琢磨できる仲間が周りに増えました。このシステムは勉強の意欲を奮起させるのに良いと思いました。また、これによって凡そ同じレベルの仲間が周りにいるので教え合うことでお互いの学力の向上ができました。3年生のときは桐蔭横浜大学の図書館にもお世話になりました。受験生用の自習室があって、とても集中しやすい空間でした。受験直前期の先生のサポートの厚さも良かったです。ロイロノート・スクールでわからない問題、私の場合は、英作文の添削や数学の論述ですが、先生方には真摯に向き合って答えていただきました。

【藤田さん】 大きく二つありまして、まず習熟度別の授業です。期末テストの結果をもとに、教科ごと学力別にクラス分けされます。もちろん皆が上のレッスンに行きたい、残りたいので、期末テストは本気で勉強します。2つ目は先生との距離が近いことです。始業前や昼休み、放課後などに先生たちのいる執務室(職員室)に行けば、生徒の誰かしらが先生と面談、雑談をしています。勉強でわからないところも、もちろん質問できます。特に魅力的だったのは気軽に進路相談ができるところ。私は塾に通わなかったので、進路相談で親身に話を聞いてくれて、かつ的確なアドバイスをくれる存在が身近にいることはとても心強かったです。
本文2の下の追加写真
桐蔭学園シンフォニーホール
「自分にない考えを吸収できるようになったと思います」
写真3
藤田さん:大阪大学工学部環境・エネルギー工学科に進学
―桐蔭学園といえば、「アクティブラーニング型授業」と「未来への扉(探究)」ですが、皆さんはどんなことをしましたか?

【足立さん】 アクティブラーニング型の授業は、グループディスカッションやプレゼンテーションに向けて自分が授業の内容を深く理解しておく必要があったため、予習や復習をこれまで以上に心がけるようになりました。最初は大変でしたがその結果、内容が頭に入りやすくなり、小テストや期末考査前の自己学習の時間も短縮できたと思います。「未来への扉」では、私は「外国人が過ごしやすい学校」について探究しました。私が実際にアメリカ生活を通して感じたことを思い出したり友達の意見を聞いたりしながら、外国人生徒がストレスなく過ごせる環境づくりについて考えました。桐蔭学園に留学生が来た時には彼らが充実した時間を過ごせるよう、学んだことを活かしました。

【亀井さん】 アクティブラーニング型の授業は、最初のうちは先生にやらされていて消極的な生徒が多かった印象です。実は自分もその一人でした。しかし学年が上がるにつれて、積極的にグループワークや発表に取り組むようになり、おかげで自分にない考えを吸収できるようになったと思います。学習だけでなくコミュニケーションもうまく取れるようになりました。「未来への扉」では、私は「パソコンのキーボード配列」について研究しました。「探究」には情報を集める能力が必要で、情報を集める能力は現代の情報社会では欠かせません。その力が培えたのはとてもよかったと思います。

【藤田さん】 アクティブラーニング型の授業ですが、最初は受験勉強に直接役立つイメージは湧かないでしょう、私もそうでしたから。しかし、このような授業形態は増え、入試でもこの傾向を取り入れたような会話形式の問題もみられます。だから会話問題に有利になる、とは限りませんが入試の変化への対応にとても役立つと思いました。「未来への扉」で私が研究したテーマは、「人間はショートスリーパーになれるのか」というもの。結局、すぐに「なれない」という検証結果を知ることになりましたが、受け入れて諦めるのではなく、他の方法を模索する中で様々な発見がありました。また、自分で課題を設定し、検証、考察してレポート等にまとめる、この一連の過程は今まさに大学生活で最も必要としているものです。
「この経験は、私にとって高校3年間の中で最も思い出に残るもの」
写真4
グローバルラウンジのイベントの様子
―アフタースクール(部活動・委員会ほか)や日々の活動で思い出に残っていることを教えてください。

【足立さん】 私は部活動や委員会活動に積極的に参加してきました。特に部活動では、ストリートダンス部に所属し、副部長を務めました。中でも一番印象に残っているのが、高校2年次にあった鵬翔祭でのステージです。そこでは、振り付けから照明、チケット予約システムの設置、そしてペンライトの配付など、1から自分たちでステージを作り上げました。この経験は、私にとって高校3年間の中で最も思い出に残るものであり、このような素晴らしい経験をさせてくださった桐蔭学園に本当に感謝しています。

【亀井さん】 部活動で、数楽研究会とクイズ研究会に所属していました。特にクイズ研究会は2年生から入部しました。クイズ研究会では早押しクイズや、部内杯を楽しみました。2年生までは学級委員、その後は生徒会のスタッフとしての活動もやっていました。3年生の時に新入生歓迎会の手伝いをしたときは、桐蔭学園の代表だという自覚と責任を感じ、とてもやりがいがありました。

【藤田さん】 鵬翔祭では2年連続で実行委員を担当しました。とても大変でしたが、クラス企画をみんなでやり遂げた時の達成感は他の委員会にはないものだと思いました。準備を進める中で、この人にはこんなことができたのか、こんな面白い人だったのか、という発見があったり、逆に自分の良いところを周りの人が見つけてくれたりしました。学園祭を通じてクラスの団結も深まり、普段あまり話さなかった人とも話すようになりました。桐蔭学園は、3年生は鵬翔祭にクラス企画では参加しないので、2回しかない鵬翔祭を全力で楽しんでください。
「目指そうとしたきっかけはオープンキャンパスで、キャンパスの様子を見たとき」
写真5
グループワークと発表の様子
―今の大学・学部に進学した理由は何ですか?

【足立さん】 立教大学観光学部の存在を知った当時、私には具体的な夢などが特にありませんでした。しかし、幼い頃から家族旅行をたびたびしてきたため、観光という言葉に惹かれ、志望するようになりました。将来は、観光学部で得た学びを活かすことができる仕事がしたいと思っています。例えば、今考えているのが旅行サイトの企画です。自身の得意とする動画制作の技術を活かしながら、映像と共に観光地を紹介する旅行サイトを作ることができたら面白いのではないかと考えています。

【亀井さん】 目指そうとしたきっかけはオープンキャンパスで、キャンパスの様子を見たときです。模擬講義を受け、質の高い研究ができると思ったので進学する決意をしました。この大学の魅力は、全ての学部が一つのキャンパスに収まっていることで、学部間のつながりも強くなることだと思います。将来は数学の教師になりたいと考えているので、教員免許が取れる理工学部を志望しました。ただ、今は教員だけでなくIT関係の仕事にも興味があります。特にプログラミングを使った仕事に就きたいとも思っています。

【藤田さん】 私は文理の選択はギリギリまで悩んでいました。地球環境問題に興味があり理系でそのような分野を学べる、工学部/環境・エネルギー工学科を選んで進学しました。結果的に理系を選択しましたが、文系の方が良かったのではないか、と思うこともしばしばです。私は料理が好きで、美味しいものを食べている時が一番幸せを感じられます。しかしながら、世の中にはこの幸せを享受できていない人が大勢いるという問題を、大学で詳しく学んでいます。いずれはそんな人たちも食事が楽しめる世界を築くような仕事に就きたいと考えています。
「部活のバリエーションが多く、公立高校にはないような部活もたくさん」
写真6
鵬翔祭での様子
―桐蔭学園を中学の後輩に勧めるときのおすすめポイントをいくつか教えてください。

【足立さん】 生徒数が多く、3年間を通して新たな出会いが沢山あることです。例えば、私が1年次から所属していたストリートダンス部では、同じコースの友達とは話題やノリが全く違った友達ができました。また、3年次の体育祭で入った応援団では、それまで話すこともなかった同級生達と練習を通して仲を深め、体育祭後は放課後に皆で遊びに行くほどの親しい仲になりました。桐蔭学園では部活動や委員会活動、また沢山の行事を通して中学校までよりずっと幅広く、様々な価値観を持った生徒と関わることができます。

【亀井さん】 部活のバリエーションが多く、公立高校にはないような部活動もたくさん存在します。そして、桐蔭学園の生徒は学業だけでなく部活動にも熱心に取り組んでいました。部活動に熱心なのはもちろん、遊びにも全力です。休日に部活動の友達と遊びに行くこともしばしばでした。

【藤田さん】 大学受験をするつもりであれば、授業進度が比較的早いことが魅力的です。私自身、塾に行かずに、学校の授業進度に合わせて勉強を進めてきましたが、早めに高校範囲を終わらせてくれるので、3年生になってからの勉強にも余裕ができます。一通り範囲が終わったら授業で受験対策をやってくれるのは、とてもありがたかったです。最初は大変という人もいるかもしれませんが、すぐに慣れますし、解らなくなったらすぐに先生に相談できるので安心です。


※3名の卒業後の進学先
足立瑚子さん(スタンダードコース):立教大学観光学部交流文化学科
亀井海空翔さん:横浜国立大学理工学部数物・電子情報系学科
藤田倫太郎さん:大阪大学工学部環境・エネルギー工学科

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