立川女子高等学校インタビュー

女子だけだから思い切って自分を出せる　先生も先輩も面倒見のいい、明るくおおらかな校風です
総合コース3年石橋麻里亜クララさん、特別進学コース3年小松愛茉さん

※2024年5月インタビュー時のものです。

立川女子高等学校に来て良かったことを教えてください。

立川女子高等学校に入学して良かったことは、まず学校全体がアットホームな雰囲気で、先生と生徒の距離も近いことです。先生方は進路の相談をはじめ、部活動での迷いや個人的な悩みについても親身に話を聞いてくださいます。お昼休みや放課後に、職員室に質問に行く生徒が多くて廊下が混雑することもあるくらいです（笑）。授業もわかりやすく、1年生のときに中学の復習からしてもらえたので、中学時代に苦手だった数学も最近は応用問題が楽しくなってきました。また歴史ある女子校ならではの「作法」の授業では、挨拶や言葉遣いといった基本から、お茶の頂き方など様々な礼儀作法を学ぶことができて、入試面接に役立つのはもちろん、毎日の生活を見直すきっかけになったと思います。（石橋さん）

私が立川女子に入学を決めたのは、学校見学の際に案内してくれた先輩が、実際の授業の様子や本音の校則事情などを、とても楽しそうに教えてくれたからでした。不安に思っていた疑問に全部答えてもらえて、何より女子しかいないという安心感が大きかったです。勉強面のサポートの手厚さも期待以上でした。先生と一対一の進路面談が何回もあり、その度にまるで先生自身が受験するかのように細かな提案をしてくださいます。また特別進学コースには放課後に現役大学生の方に勉強をみてもらえる「メンタープログラム」もあります。年の近いお姉さんというイメージで、リアルな大学生活のお話も聞くことができて、こちらもとても勉強のモチベーションにつながっています。（小松さん）

今、どんなことに一生懸命に取り組んでいますか？

演劇部の活動に真剣に取り組んでいます。今は部長をやっていて、舞台に立つというよりも、1、2年生をどう舞台で映えさせるかを考えるマネージャー的な立ち位置です。立川女子の演劇部は近年全国大会を目指すいわゆる強豪校で、活動は週に6日、長期休みにも練習があります。1年生の冬、関東大会前に友達から遊びの誘いを、部活を理由に続けて断ったときは、「演劇していて本当に楽しいのかな」と揺れてしまって。先生にも相談しましたし、自分でもすごく考えました。結論として、友達と遊びに行くような楽しさとは違うけど、こんなに一生懸命になれて、学校のみんなからも応援してもらえる、心が震えるくらいに素晴らしい経験ができるのは立川女子の演劇部にいる自分たちだけだ、という軸を持つことで納得できました。今、進路は看護系を目指していますが、演劇はどんな形であれ、ずっと続けていきたいと思っています。（石橋さん）

生徒会長として、生徒会活動に力を入れています。中学生の頃の私は人と関わることが得意ではなく、とても前に出るタイプではありませんでした。でも立川女子はおおらかで明るい雰囲気があり、思い切って自分を変えたいと思って1年生の時に生徒会に入りました。新入生歓迎会や文化祭の準備など裏方作業が多いのですが、先輩や先生に助けてもらいながら準備して、当日にみんなが楽しんでくれている様子を見るのが本当に嬉しいです。この生徒会での経験は進路にも大きく影響しました。入学当時は漠然と美術方面への進学を考えていましたが、「人を楽しませる仕事がしたい」と思うようになり、今は企画業務やマーケティングや学べる学部のある大学を中心に、受験方式を含めて絞り込んでいるところです。やりたいことが変わったのは立川女子のおかげです。（小松さん）

未来の後輩へのメッセージ

中学も楽しかったのですが、高校に入ってからは両親に「学校に行くときすごく笑顔だよね」とよく言われます。今年の春に妹も入学して、一緒に演劇をやっています。本当に雰囲気のいい学校なので、ぜひ見学に来てみてください。（石橋さん）

学校全体が家族のようで、私も勝手に、後輩はみんな妹のような気持ちで話しかけてしまいます。人見知りさんでも大丈夫。私が変われたように、変わりたい気持ちを応援してくれる学校ですから、なんでも相談してくださいね。（小松さん）

立川女子高等学校が気になったら！