様々な言語が飛び交う環境が一番のメリット
日本国内で、韓国語、日本語、英語、中国語が学べる多言語教育が一番の特徴と言えます。建国高校は、在校生の約半数が高校から入学してくる日本人、4割が在日韓国人、1割が韓国からの留学生の生徒です。ですから、日常生活でも日本語、韓国語、英語が飛び交う状況ですね。生徒同士の会話でも片方が日本語で話しかけ、相手が韓国語で返すということもよく見られますね。お互いが第二外国語である英語で話していることもあり、つねに外国語に触れているような状況が語学能力を高めてくれます。また日本の高校卒業資格だけでなく、韓国の高校卒業資格も取得できる希少な学校です。
最大12時限の語学授業は、日常で使えるレベルを目指す
大きく2つのコースに分かれています。まず特進コースですが、これは日本の難関大学を目指すコースで2年からは文理に分かれます。次に総合コースですが、これは語学を中心に学べるコースで2年から韓国文化専攻、英米文化専攻、中国文化専攻と3つのコースに分かれ、語学の授業を最大12時限とることができます。特に、韓国語の能力試験において、日常会話が可能な3級以上取得者は、卒業時に全校生徒の95%と非常に高くなっています。
世界との架け橋になってほしい
生徒には、グローバルに活躍できる人材に育ってほしいと思っています。韓国から留学生として来日して日本の大学に進学する生徒、高校から本校に入学し韓国の大学に進学する生徒が同じクラスの中にいるので、お互いが切磋琢磨しています。韓国との交流も多く、1週間の語学短期留学やホームステイなど本人のやる気があればどんどん参加することができます。さらにタイ、台湾、フィリピンなどの国々と交流する機会もあり、そういった国々とは英語でコミュニケーションを取っています。このように若い頃から他の国との生徒達と触れ合うことで自然と国際感覚を身につけることができるのも本校の大きな特徴であり、将来は世界の架け橋となる人材なってほしいと考えています。